なんとかやっている日記

成人男性の手記です

感想

ビジターQ

絵面はキモいが色遣いがきれい

個人的点数 採点不能

主演女優があまりにも体を張りすぎていて最近のそういった女優の尊厳にかかわる関係のニュースや記事を読んでると撮影現場に想像を巡らせてしまう。マジ母乳って何だよ!

しょっぱなから近親相姦、息子から母へのDVときて極めつけは「クソじゃねえかよ!」となり全編にわたってキモがらせてやるぜ!という熱気がすさまじい作品だが、IZOと違ってストーリーは明快だったのでまあ見た後は「めでたし!」という感じ。展開は軽快だし謎の「ビジター」が特色である以外は「終わってる家族モノ」としては設定も今となってはさほど珍しいものでもない。よく考えたらこの後夫婦は普通に逮捕されて姉弟は施設行きになるだろうからなんもめでたくないわ…主人公4人も殺してるし…

はみがきだいじ

救いようのない虫歯の歯根治療で週に1回数千円払って通っていたら先週急に「土台を作ったので次回からかぶせ物を作っていきます、ここの歯とここで5万円です」と言われたのでべらぼうな高さに思わず思考停止してしまい「はい…」と返事をしたが受付で我に返っていや待って先生!どうにかなりませんかね?と言ったら

「まだ施術前なんでおいおい進めていきましょう」と言われた。そんな俺の歯は死に体なのか~歯磨きしよ…いやしとるしとる毎日しとる

エルデンリングが面白すぎて生活が砕けました

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ガイドブックを買い、デスクトップの壁紙を変え、タペストリーまで買っちゃった。
汚い配線はご愛嬌

毎日0時までやってる。翌朝自宅を出るのが6時なのでかなりの寝不足になったうえ、寝ても覚めてもエルデンリングのことを考えているので仕事も手につかない。いや困った…

エルデンリングがとてつもなく面白い話

新作をフルプライスで買うなんて滅多にやらないんだけど買ってしまった。Twitterのタイムラインがとても盛り上がっており、ゲームで友達をつくったりいろんな話が出来ればなと思ってTwitterのアカウントを取得した初心を思い出す。

 

でまあ~これがもうめちゃめちゃ面白いの!もう8時間が10分くらいに圧縮されてしまうくらい面白い!ソウルシリーズはデモンズとダクソ1、ブラッドボーンと隻狼の4作品をなんとかクリアする程度にしか遊んでないけども、今作は紛れもなくこれらの集大成であると感じる。ディレクターの宮崎氏もそう言ってた。

何がすごいってまずとんでもなく広い。マップのズームアウトの縮尺がすごい後ろに下がるのであーこれくらいか~と思ってたらどうやら最初のワールドは一枚絵の4分の1くらいのようだ。そのマップの大ボス的存在を倒すまでにすでにプレイ時間は20時間を過ぎているのだが…

一番衝撃を受けたのはマップの広さだけど一番感心したのはその広さにソウルシリーズの濃度が薄められるといったことが一切起きていない点だ。箱庭の広さを謳うゲームによくある空疎化やマンネリ、移動のつまらなさ面倒さが全くない。ソウルシリーズの濃厚な美術と精巧なマップデザインがスカイリムの広大さにそのまま引っ越してきているようだ。これには恐れ入ったというほかなかった。お楽しみはこれからだぜ!をこれほど長い間噛み締められたことは今までなかった。バンナムフロムソフトウェアにはありがとうございますと言わざるを得ない。めちゃくちゃ儲かってほしい。

雑記

ブログ登録したのに頻度が全く上がらないのは「紙で書きたい」という意味不明な理由だ。手帳にしたためた日記も平気で1か月空いたりするんだけどね。

それにしても題材が思い浮かばない。リアルで起きた出来事なんてそりゃあ山ほどあるし書けるようなこともいっぱいあるわけなんだけれども、それをネットに残すのって後から見たらめちゃめちゃ痛くて恥ずかしかったりすんだよな。

1か月も間が空いてることに気が付いたとき、時間はものすごい速さで進んでいっていることを認識させられて辛い。だからどうということもないんだけど。俺みたいな人間の最も悪いところはこの「つらいんだけど、だからどうということもない」ことなんだよな!わかってんのかよ!俺よ!俺よ~カスの俺よ~大きな~その自意識よ~

感想

空白

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ひたすら重く、映画的な展開は無い

個人的満足度:80点

思ってた内容とはまた違う感じだった。キャッチコピーの「父、暴走」のせいでもっと手の付けられないような破滅的な暴走をするのかと思ったら、割と明確に法に触れるようなこともなく地に足ついた苦しみのほとばしらせ方をしていた。

古田新太さん演じる「気難しくて威圧的な漁師」充の言葉遣いが「ふざけんなよ」「るっせーよ」「~だろうね?」「だよ」など妙に若々しく、今っぽいというか迫力がそこで急に拍子抜けする違和感がずっとひっかかってたんだけど、そこらへんにこういう作風の監督が気を配らないとも考えにくいので、逆に生々しくもあり、そうかこういう言葉遣いの人間がもうこれくらいの世代なってんのか~と思ったり。

松阪桃季さん演じる青柳の感情を表に出てこない、出せないんじゃなくて出すのをやめた「後天的陰キャ」な感じはただのありきたりな根暗臭がゼロですげえな職人芸だなあと感動しきりだった。それがとあるシーンで爆発するんだけどそのタイミングがまた切ねえ!そういうところに出しちゃう矮小さとその直後の行動がもうね…

野木青年が終始寄り添ってくれる安心感は劇中唯一の心のよりどころかつファンタジー要素で、「こんな人いねえよなあ」と思いつつもでも「こういう人に助けられてる人も確かに存在してるだろうなあ」とグズグズ考えたりした。こんな人間になりたいよなあ。

寺島しのぶさん演じる善意の暴力とその根源のネットリな感じ、その顛末の辛さも素晴らしいが、これ性別逆だったら誰が合うかな…とか考えてた。温水さんとか?テンプレになっちゃうか。こういうとき性別、あるよな~!何がとはまあ…

 

騙し絵の牙

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邦画ポスターって顔並べるの好きよね

個人的満足度:30点

ネタばれあらすじ:人の裏をかくのが得意すぎる大泉洋が繰り広げるスカッとジャパンだけど最後にスカッとジャパンされてしまう!?

有名俳優がいっぱい出る再現VTRって感じ。そんで一番ムカつくのは展開のために積み上げられる「ご都合展開」の連続!

・出版社の内紛で特番組まれ、全国ニュースになる

・小説の漫画化で記者会見(俺が知らないだけか?)

・毎回めちゃめちゃ人が集まる本屋イベント

・謎の影響力をもつかもめ食堂の人

・昔話題になったとかいう同人作者のネームバリューだけでやる気出す大物たち

・主人公のアイデア本屋に初日から客殺到

いちいち上げてたらキリないけど、現実とは別の世界線にすら見える価値観の展開が繰り広げられてて「そんなことある?」が頻発するのでウンザリした。「騙し合い」「全員嘘をついている!」などとコピーで煽ってたもののべつに物語のキーになるウソはメインキャラのみ。アフタースクールとかアヒルと鴨のコインロッカーみたいなの期待してたらがっくり来た。セスナのシーンも「こんなにもまっすぐな編集者です、どう???」感うるせ~~~し!一番ムカついたのは最後スカッとジャパン返しされてしまう大泉洋が行うある行動で、それまで深みのある大人物に見えていた時間が台無しになってしまった。あそこは大笑いするとか一気飲みしてむせるとかクゥー!とおどけるとかそういう方がよかったと思うんだよな。お前のやり方を学んで大成功()したじゃんなんでキレてんだよ!とにかく全編にわたって出版社が作家とそういう舞台装置がやたらでかい存在級位になってるのがキモかった

感想

キャッシュトラック

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今度のステイサムは肉感少なめ、弾丸多め

個人的満足度:80点

予告編とか見ればわかると思うんだけど、ギミックを楽しむ作品なのでうかつに触れられない。「ワイルドカード」や「ハミングバード」に相当するステイサム映画といえば、ステイサム好きにはきっと伝わると思う。そして今回も丁寧なアクション、新鮮な見せ場、溜飲ゴックゴクなステイサムのステイサムぶりを満喫出来て、最後はじんわり来るというまあ素晴らしいステイサム映画だった。好きなステイサム作品について語る記事とかでねえかな!俺はブリッツ!君はどのステイサム?