なんとかやっている日記

成人男性の手記です

エヴァ2回観たら飲み込めたが文句たらたら(ネタバレ)

おれは世界線が増える話はきらいだ

・とくてん

開ける時ATフィールド破るっぽくなると話題の特典を開けたら世界を救った後就活にも成功し「乳」とか真顔で言えるようになったシンジ君の未来見据えフェイスが飛び出してきて気分が悪かった。もっと初号機の設計図とか使徒化して雄叫びを上げる2号機のラフとかそういうのがよかった。

・ないよう

宇宙規模の大戦争スペクタクルがほんとにすげえ。ビリーバビリティの描き方の種類ではデス・ストランディングに近いような、「全然意味わからんけど、俺はこれをリアルだと感じる!!!」と思わせる技術、毎回最高に楽しかった。ただQは超えてこなかった。うきうき量子テレポート(ググったらすぐわかる)で笑いが声に出そうになった。

・おわりかた

終わり方に関しては1回目は結局どうなったかよくわからずソードマスターヤマトかよ村のみんなはどうなったんだよ~いって思ったんだけどなんかあれはパラレルとかそういう感じで、「エヴァは終わるしもうやんないしそれぞれの現実へ帰っていきました!帰れ!」とそういうことなんですね。まあ監督の強引に近い後片付けとメッセージっていうのは最初から色んなとこで言われてたことだし俺もそれを2回観てやっと納得できたんだけどやっぱ俺はそういうのが嫌いで、このエンディングは庵野から俺たちへの~とかシンジは庵野で~みたいなやつ。「お笑い芸人の舞台裏はめちゃくちゃかっこいい」みたいなメタ要素を混ぜ込んでやっていくやつ。まあそういうところがウケたのがエヴァの斬新なところだったんだろうけども…やっぱ作品内のキャラは作品内のキャラとして完結してほしい。

あとゲンドウがシンジの中にユイを見つけるところで2回とも泣いて、でもこれどっかで見たことあるなと思ったらヒカルの碁で佐為が去った後囲碁の中で佐為の面影と再会して涙するシーンだった。もちろんそれ自体はあるある演出なんだけどおれはこれが特に印象に残っている。失った何かをそばにいる何かから見出して立ち直るっていうのいいよね。そこにいたんだ…ってまじでいいよな…いい…アスカも旧劇で鳥葬される直前にそんなこと言ってたな

 

・最後まで引っかかったこと

エヴァのない世界になったんだったらオリジナル綾波も消滅しないの?

あとネルフの工場は誰が運営してるの?

ネルフエヴァ含む兵器は誰が整備してたの?

棒立ちの冬月はどうやってヴンダーを操縦してたの?念?

ヴィレのモブたちの頑張りにスポットライトが当たって感動しただけに、ネルフの人のいなさが気になってしょうがなかった たぶんこれもわざとなんだろうな…